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2019.11.06

11月4日(祝月)チャリティーコンサートを開催いたしました

毎年、生徒会が主催しているチャリティーコンサート。東日本大震災によって被災された岩手県大船渡市への支援を目的として取り組んでいます。

コンサートには、大船渡市から、震災当時、市の職員として復興の陣頭指揮をとられた三浦勝朗様にお越しいただき、当時のお話や復興の進んでいる現在の様子、また、大船渡の市民の皆様の今のお気持ちなどを教えていただくことができました。

ご来場のお客様に寄せて頂いた募金総額210,086円は、全額大船渡市に寄付させていただきます。心より感謝申し上げます。

 

以下、生徒会長の結びのご挨拶をご紹介させていただきます。

 

生徒会長(高校2年生)

本日は、お忙しい中「~東日本大震災を忘れない~ 洗足チャリティーコンサート」にお越しいただき、誠にありがとうございました。

毎日が平穏に続くことが、当然と思えていた日を、2011年3月11日に発生した大地震が全てを変えてしまいました。

そして地震による、津波・災害で多くの尊い生命が奪われ、町や家が破壊され人の心までもが壊されました。

絶望と出口の見えない悲しみから間もなく8年が経ちます。

時代は、平成から令和へと変わり、世界的温暖化の影響からか、毎年のように異常気象や自然災害に見舞われ、傷がいえずに次の痛みが押し寄せるような生きづらい時代に私たちは直面しています。

ですが、人間は必ず立ち上がり、やり直すことが出来ると私は思っています。悲しみを乗り越えて、語り継ぐこと、鎮魂の思いを伝えることは、今後の防災対策と未来への指標になると信じ、今年もチャリティコンサートを開催させていただきました。

洗足学園の創設者である前田若尾先生も関東大震災で罹災し、様々な困難を克服し、強い意志と多くの協力からこの学び舎を今に伝えてくださっています。

前田先生が身をもって教えてくださった奉仕貢献の心を大切にし、みんな一生懸命練習して本日を迎えました。

多忙な日常を忘れ、お楽しみいただけていたら幸いです。

最後にこのチャリティーコンサート開催に賛同してくださった、吹奏楽部・合唱部・弦楽合奏部・洗足学園中学高等学校フィルハーモニー管弦楽団、宮阪校長先生・諸先生方、ご協力くださいました全ての皆さんに心よりお礼申し上げます。

本日はどうもありがとうございました。

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