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2019.06.15

高１・高２　芸術鑑賞会でオペラを観劇しました

６月１４日は、高校１、２年生の芸術鑑賞会でした。日生劇場の華やかで美しい空間と極上の舞台が、生徒たちを非日常の舞台へと誘います。

事前学習のＤＶＤでは、オペラの歴史・舞台の構造について学びました。オペラは、リズム、ハーモニーの組み合わせで人間の心理を伝えます。それによって単なるセリフよりもずっと豊かに表現することができるようになることなど、基本的知識を身につけた上で、鑑賞をしました。

 当日は、童話から飛び出てきたような森やお菓子の家が登場し、美しい音楽とともに、メルヒェンオペラの世界に浸ったり、天使が舞う美しい舞台に魅了されました。また、魔女や眠りの精・露の精など、数々の個性的なキャラクターたちが登場し、事前学習で、魔女役の人が男性だということを学んでいたので、性差を超えた魔女のキャラクターにも魅了されました。

童話でも読んだことがある通り、『ヘンゼルとグレーテル』は、メルヘンチックな話がちりばめられている森の中のドラマであり、いろいろな冒険に富んだ話です。オペラでは単なるファンタジーではなく子どもたちが自立して困難を切り拓く成長物語としての面が強調されていました。

荘厳なオーケストラとともに美しい生の声の臨場感あふれる劇場で、オペラ「ヘンゼルとグレーテル」のメッセージを受け取り、生きる力について再考した一日ではないでしょうか。

※芸術作品及び会場の著作権の関係で、今回の記事に写真を掲載することは見合わせております。何卒ご理解の程お願い申し上げます。

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