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2025.03.28

教員研修2日目の様子をお伝えします

昨日に引き続き、本日行われた教員研修2日目の様子を紹介いたします。

2日目の午前は、エンドオブライフ・ケア協会代表理事・めぐみ在宅クリニック院長で、長年ケア医療の最前線に立たれている小澤竹俊先生による研修からスタートしました。
小澤先生には、先月中学2年生に「折れない心を育てるいのちの授業」をしていただきました。
本研修でのテーマは「子どもの心に寄り添うために」です。
思春期を迎え不安を抱える子どもたちに、どのよう接していくか、そして大人ができる支援のあり方についてお話をされました。
先生たちは小澤先生の講演から、新たな着眼点を得て、積極的にロールプレイに臨んでいました。
生徒たちのために何ができるかを、一人一人の教員が真摯に向き合い、考えている姿が、大変印象的でした。

午後は、生徒たちが安心して学園生活を送ることができるように何をしていくべきか、生徒たちの心に寄り添い、成長を支えるための研修が行われました。
生徒たちの成長を支え導く教員が、各々が持つ情報を共有し、一丸となって支援していくことは、欠かすことができません。
研修では、講義とグループワークショップを組み合わせて、情報を共有し、理解を深めていきました。

続いて、「学年」の視点から新年度の取り組みに関して、ディスカッションを行いました。
生徒たちのリテラシー能力・コンピテンシー能力をどのように伸ばしていくか、生徒たちの成長に向けてどのようにアプローチを行っていくか、各学年とも白熱した話し合いが行われました。
そして、各学年の話し合いの中で導き出された新年度の取り組みを、全体会で共有していきました。
本校では、こうした教員間の徹底した情報と認識の共有を通して、「自立・挑戦・奉仕」という建学の精神(「不易」)に、社会の変化に応じた取り組み(「流行」)を組み合わせ、常に新しい教育を実践していきます。

2日間の研修を通じて、エネルギーに溢れる先生たちの取り組みから、今よりもっと良い教育をという意気込みが感じられました。
新年度も、洗足学園の教育は進化していきます。

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