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2025.03.26

3学期を振り返って 中3版「研究論文発表会」

本校では、探究活動を重要な教育項目と位置づけ、様々な取り組みを行っています。
その探究活動の取り組みの大きな柱に、中学3年と高校2年での研究論文の執筆があります。

探究活動の総まとめとしては、高校2年で論文の執筆及び発表を行います。
今年度も高校2年では3月7日に、発表とポスターセッションの2つの形式で発表会を行いました。
中学3年も負けてはいません。
3月5日、高校2年での発表会の中学3年版として、先輩たちが行う形式を取り入れ、各教室を巡ってポスターとしてまとめられた研究内容に質問を投げかけ、講堂での級友のプレゼンテーションを聴講するスタイルの発表会が行われました。

講堂で発表を行った12名のテーマは実に多彩です。
各自が制作したパワーポイントを使用しながら、堂々とプレゼンテーションを行っていました。
聴講する中3生たちは、メモを取りながら真剣な表情で耳を傾けていました。
発表された論文のタイトルは以下の通りです。
「鉛筆の落下時の地面との角度と芯の折れ方の関係」
「人の感情を引き起こす音楽の特徴」
「動線を意識したシェアハウスの間取り図」
「『ポケットモンスターシリーズ』におけるポケモンの属性と音韻の関係」
「人狼ゲームにおける嘘の特殊性について」
「促音の挿入位置による印象の変化」
「オノマトペの効果にフォントの視覚的表現が与える影響について」
「小説『ハリー・ポッター』と『ナルニア国ものがたり』の死生観の比較」
「日本昔話とグリム童話における犬の描写の違い」
「小型家庭用急速冷凍機の実現の可能性を探る」
「企業の経営理念とロゴカラーの関係性について」
「伸縮サスペンダーに近い素材でコナンを持ち上げるためには」

一方、ポスターセッションに臨んだ生徒たちは、各自が執筆した研究論文の内容をまとめたポスターを掲示し、そのポスターを見て質問を投げかけてくる級友や保護者、教員に説明を行っていました。
鋭い質問にも、丁寧にわかりやすく、身振りを交えて答えていました。

中学3年での研究論文への取り組みが、高校2年での探究活動総まとめとしての研究論文執筆へと繋がっていきます。
中3生の今後の更なる探究活動での活躍を期待します。

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