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2024.11.25
一般生対象学校説明会が開催されました
11月16日(土)、一般入試志望の受験生・保護者を対象とした学校説明会が校内で行われました。
当日は800人に迫る受験生、保護者が来校されました。
洗足学園を代表して登壇した宮阪校長は、洗足学園の創設者の思い・創立の理念から、現在の学園の教育内容・最新の取り組み、生徒の活躍に至るまで、自らが撮影した生徒たちの生き生きとした表情や活躍の姿をスクリーンに映し出しながら、説明いたしました。
愛情に満ち溢れた校長の説明に、会場からは自然と拍手が沸き上がりました。
続いて、高校1年生2名による研究論文の発表が行われました。
本校では、中学3年と高校2年で、探究活動の集大成として研究論文を執筆します。
生徒たちは、各々が興味を持ったテーマについて、仮説を立て、実験、取材、先行論文・参考資料分析などを行い、工夫を凝らした研究を論文にまとめていきます。
この日登壇した2名は中学3年次に執筆した研究論文の要旨をスライドにまとめ、各々7分間でプレゼンテーションを行いました。
T.Hさんの研究論文のテーマは「中頓別町のふるさと納税額を増やすには」です。
親族の住んでいる北海道中頓別町は、他の道内の市町村に比べふるさと納税の額が少ないことに着目し、その解決を目指して仮説を立て研究を進めてきました。
Tさんは、実際に中頓別町に論文を提出し、町役場・まちづくり協議会・ふるさと納税請負業者・返礼品提供事業者の4者の話し合いが行われるに至りました。
もう一人の登壇者であるH.Cさんの論文テーマは「モウセンゴケの捕虫メカニズムに対する考察」です。
食虫植物の捕食のメカニズムに、自ら構築した仮説で切り込みました。
理論に基づく精緻な実験での検証から得た結論は、大変説得力のあるものでした。
2名の生徒たちの飽くなき探究への姿勢に、来場した受験生・保護者は、洗足学園の「挑戦」の精神の本質を見出したようでした。
会場からは割れんばかりの惜しみない拍手が送られていました。
2025年度の一般入試の説明が担当者から行われた後、説明会は閉会となりました。
この説明会には、25名もの在校生の保護者、卒業生が駆けつけてくださり、説明会の運営にご協力いただきました。
説明会終了後、来場した多くの受験生・保護者が、在校生の保護者・卒業生に個別に相談をしている姿が、校舎のあちらこちらで見受けられました。
今後も本校では学校説明会を通して、洗足学園での学びと生活を実感できる情報提供を行って参ります。