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2024.11.01

中3 修学旅行レポート2日目

昨日に引き続き、本日も中学3年修学旅行レポートをお届けいたします。
本日は2日目の様子をご紹介いたします。

2日目の行程は、NPO法人の方々にガイドをお願いし、平和公園から浦上天主堂、城山小学校を巡るピースツアーから始まりました。
原爆の熱線によって焦げた頬をしたマリア像「被爆マリア」や、爆心地に最も近い国民学校であった城山国民学校の被爆校舎の壁面に残る焦げ痕など、原爆の直下にあった人々の痛みを今に伝える資料の数々を見ることができました。

その後、現地の中学校との平和交流会を行いました。
この平和交流会は、両校の生徒実行委員が計画し、準備してきたものです。
1学期から幾度もオンラインで話し合い、平和に関連するテーマを決めて探究学習を行い、その成果を発表しました。
普段は、長崎と神奈川という遠く隔たった地で学んでいる生徒たちですが、社会を見つめ直し、平和の重みを考える経験を共有することができました。
共に平和について考えたことが互いの胸に残り、新しい世代が築いていく平和の一歩になることでしょう。

次に向かったのは長崎大学です。
長崎大学では、長崎大学核兵器廃絶研究センターで、核不拡散の研究をされている樋川和子先生にご講演いただきました。
「なぜ人間は戦争をやめられないのか」というテーマについて、先生から投げかけられる様々な問いに、生徒も次々に手を上げて発言し、考えを深めている様子でした。
「核兵器が廃絶されればよいのではなく、そのような究極の暴力の必要がなくなる世界を目指すべきだ」という樋川先生の訴えに、生徒たちが頷いているのが印象的でした。

次なる行き先は、移動中のバスの中で担任からサプライズ発表された日本三大夜景の一つ、稲佐山です。
夕日と夜景の両方が楽しめる絶好のタイミング「トワイライトタイム」に稲佐山に到着した生徒たちは、稲佐山からの絶景を見ることができました。
きっと一生の思い出として刻まれたことでしょう。

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