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2024.09.18
創立100周年記念芸術鑑賞会を行いました
本校では、より芸術に親しみ、世界の芸術を身近に感じてもらいたいという思いから、毎年「芸術鑑賞会」を開催しております。
今年度は洗足学園創立100周年を記念して、「邦楽絵巻 Feel SENZOKU!, Feel JAPAN!!」と題し、洗⾜学園と⽇本の芸能を⾝体で感じる鑑賞会を、9月12日に洗足学園前田ホールで開催しました。
古代から現代までの様々な⽇本の⾳楽と踊りを、頭で理解するよりも、実際に体感してほしいとの思いで構成されたプログラムは、全6章と特別出演から成り立ちます。
序章「世界の始まり」
「古事記」の国⽣み神話を能の謡の様式で唱え、和琴、篳篥、神楽歌に、打楽器を重ねて演奏。
第一章「天女の舞」
⽵取物語や能の「⽻⾐」など、様々な天⼥のイメージを、雅楽と創作バレエで表現。
第二章「豊作祈願」三番叟
能舞台を模した舞台で、能楽の「三番叟」が⻑唄と囃⼦にあわせて踊られる。
第三章「鎮魂の祈り」尺八と琵琶
「平家物語」の冒頭を薩摩琵琶により演奏。
第四章「かぶき踊り」 長唄 桜絵巻
出雲のお国により流行した「かぶき踊り」を再現。三味線と⻑唄、囃⼦による演奏。
特別出演「清元」玉兎より
「かちかち⼭」の⼀節を江⼾で⼈気の浄瑠璃「清元節」で聴かせる。
最終章「そして未来へ・・・」
箏を中⼼に、太⿎、三味線、琵琶、尺⼋などジャンルを超えた⼤合奏。西洋バレエと⽇本舞踊の共演。
洗足学園音楽大学音楽学部長の江原陽子教授のナビゲートのもと、日本の芸能が時代を追って演じられる舞台に、生徒たちの目は釘付けになっていました。
日本古来の芸能と西洋のバレエが融合された洗足学園ならではの演目では、芸術の無限の可能性を生徒たちは感じているようでした。
本校の魅力の一つに芸術に満ち溢れる環境があります。
本物の芸術を身近に感じ、鑑賞できる素晴らしい時間となりました。