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2024.09.25

高1 キャリア研修レポート 前編

本日は、今夏に行われた高校1年キャリア研修の様子をお伝えいたします。
8月27日から8月31日の3泊4日の日程で行われたキャリア研修は、自己のキャリアを考え抜くための多様な講話やワークショップ、哲学対話やレクリエーションから構成されています。
今回は前編として、研修初日、2日目の様子をお伝えいたします。

研修初日は、開校式、昼食の後、「インターンシップ発表会」を実施しました。
生徒が夏休みに参加した多種多様なインターンシップを相互に発表し合い、共有をしていきました。
金融、広告、メーカー、航空業界、IT、美容など、多種多様な職種の体験談を聞くことができ、生徒たちはお互いに大いに刺激を受けていました。

また、講師としてライフプランナーの方をお迎えし「ライフプランとお金」という題でご講演をいただきました。
自分の人生をライフプランという観点から捉え直し、労働時間や経済的基盤といった実際的な側面から考える貴重な機会を得ました。

研修2日目は、進路委員が企画した「先生のキャリア ここが知りたい」から始まりました。
進路委員が教員に聞いてみたい質問を考え、尋ねるというものです。
教員は普段の学校生活ではあえて話さないようなことも話すなど、自分の人生の経験知を惜しみなく活かし、質問に応答していました。

続いて「哲学対話1」が行われました。
哲学対話とは答えのない問いに対して、じっくりと生徒同士で対話するというものです。
今回の研修では全3回の対話の機会がありましたが、初回は、「理性か感情か」、「ノブレス・オブリージュをどう捉えるのか」、「男女差別をどう捉えるのか」などをテーマとしました。
時に鋭く、深く、抽象的に思考する生徒たちの姿がありました。

昼食後は、国際的に活躍されているアナウンサーの藤村由紀子氏を迎え、「クローゼットから世界へ」と題した講演会を行いました。
結婚後、キャリアを断念せざるを得ない女性が多い中で、語学力と行動力を活かし、生き生きと自己実現するありように、生徒たちは憧憬の念を覚えていました。

また、「みらいスクール」と題し、商社に勤務している卒業生2名より、洗足生時代のエピソードから、総合商社という仕事まで、幅広くお話をしていただきました。
自分たちの歩みのその先には広々とした世界が地続きで広がっているのだということを体感したようです。

次回は高1キャリア研修の後編をお届けします。
どうぞ、お楽しみに!

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