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2024.09.02

2学期始業式の様子を紹介いたします

本校では、9月2日(月)より2学期がスタートいたしました。
NEWS&TOPICSでは、2学期始業式の様子を紹介いたします。

始業式は厳かな雰囲気の中、校歌の斉唱から始まりました。
生徒たちの澄み渡った歌声が、大講堂に響き渡りました。

はじめに登壇された宮阪校長先生は、今夏の地震・台風をはじめとした災害で亡くなられた方々に哀悼を表し、被災された方々へお見舞いの言葉を述べられました。
次にこの夏に行われたパリオリンピック、開催中のパラリンピックを取り上げられました。
本校卒業生で、シンクロナイズドスイミング(現アーティスティックスイミング)で2004年アテネ大会団体銀メダル、2008年北京大会デュエット銅メダルに輝いた原田早穂さんが、かつて在校生に向けて講演を行った際のエピソードを紹介されました。
誰もが自分より強い選手に見えてしまう不安の中、競技当日を迎えた原田選手は、出場直前にある不思議な気持ちが湧き出たそうです。
それは、「自分たちは世界で一番練習してきた」、「自分たちは誰にも負けない」という自信でした。
校長先生は、努力に嘘や偽りはない、自分に自信を持つことが大切ですと生徒たちに語られました。
最後に、今週末の彩羽祭や来月の洗足学園100周年記念行事など、盛りだくさんの2学期を充実したものにしてもらいたいとエールを送られました。

次に、世界で大活躍した国際化学オリンピック・国際地学オリンピック受賞者の表彰、全国の舞台に出場した弦楽合奏部部や俳句研究会をはじめ、学期中や夏休みに活躍した部活動・学外活動参加者の表彰が行われました。
大講堂の舞台で校長先生から表彰状を手渡される生徒たちの表情は、大変誇らしげでした。

続いて、学外活動の報告が行われました。
この日登壇したのは、サウジアラビアで行われた国際化学オリンピックで銀メダルを受賞した高校3年のS.Aさんです。
日本選抜メンバーに選ばれたSさんは、国際化学オリンピックへの挑戦について語ってくれました。
化学に興味を持ったきっかけからプログラムの説明、大会での様子や参加によって得られたことに至るまで、自ら作り上げたスライドを駆使してのプレゼンテーションに、後輩たちの目は釘付けになっていました。

最後に、中学では生徒会副会長が、高校では生徒会長が登壇し、2学期を迎えるに際して、生徒たちに語りかけました。
生徒会長のNさんは、この夏、1970年代に洗足を卒業した卒業生の皆さんへの生徒会のインタビューを取り上げました。
このインタビューは、卒業生との強い「繋がり」を感じられる時間になったと語りました。
彩羽祭をはじめとした2学期の様々な行事を、洗足の長い歴史の中で誇れるものにできるよう頑張っていきましょうと呼びかけました。
生徒会長の呼びかけに、大きく頷く生徒たちの姿が印象的でした。

本校では、2学期も安心して生徒たちが学園生活を送ることができるよう、また生徒たちが中高時代にしか得られない貴重な経験を積み重ねることができるよう、教育活動を行って参ります。

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