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2024.09.12

防災訓練を実施しました

9月2日(月)始業式終了後、2024年度第2回目の防災訓練・講話を実施しました。
訓練は、地震が発生した後、1階の実験室から火の手があがったという想定で実施しました。
生徒たちは、大講堂・各教室において、放送の指示に従って全員が頭部を守る姿勢をとりました。

今年は、年初の能登半島地震をはじめ、先月の日向灘地震、神奈川県西部を震源とする地震など、大きな地震が頻繁に発生しています。
訓練行動の後に行われた防災講話では、担当の教員から「地震に備え、生き抜くためには」をテーマとした話がありました。
南海トラフ地震のデータや、災害に関する情報などがスクリーンに映し出されると、生徒たちは驚きの表情を見せながらも、真剣に講話に聞き入っていました。
洗足学園では、万が一の事態に備えて、災害時連絡システムや防災マニュアル、被災後の生活への備えを万全に整えています。
しかし、そのシステムや仕組みを生かすには当事者である生徒たちの意識が重要になります。
生徒たちの眼差しから、防災意識を高めていこうという強い意志が感じられました。

その後、帰宅班別に集合し、顔合わせ集会を行いました。
洗足学園では、全校生徒を通学経路ごとの班に分けています。
緊急の場合には学年に関係なく、この帰宅班ごとに協力して無事に帰宅できるよう工夫を行っています。

13年前の東日本大震災の折には、訓練の成果もさることながら、生徒一人一人が的確に判断を行い、迅速にグラウンドに避難できたことが思い出されました。
帰宅が困難になった生徒も助け合いながら、全員無事に乗り切ることができました。
自然災害の多い日本では、いつ地震をはじめとした災害に見舞われてもおかしくありません。
どんな時も冷静に身を守ることができるように、日ごろから防災意識を高めることの大切さを皆で確認しあう一日となりました。

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