News & Topics

ニュース&トピックス

2024.07.30

理科×英語 探究授業をレポートします

本校では主体的・対話的で深い学びを行えるよう、授業で様々な取り組みを行っております
その一つが教科融合授業の実践です。
社会に横たわる事象や問題を教科・科目という垣根を越え、複数の教科を融合し複眼的な視点で見つめていきます。
今回は、高校1年で1学期に行われた「理科×英語」の教科融合探究授業の様子をご紹介いたします。

まず、生徒たちは理科の実験を行いました。
1つ目の実験は様々な材質のプラスチックでできた袋の水を入れ、その袋を様々なもので貫くというものです。
生徒たちは、実験を進めていく中で袋の材質を変えたり、あるいは貫くものの種類を変えることによって、水が漏れる場合と漏れない場合があることに気づいていきます。
「どのような時にそのような違いが生まれるのか?」「何故そのような違いが生まれるのか?」ということを、生徒たちは探究していきました。

2つ目の実験は、複数個のトマトから、糖度の高いものを食べることなく見分けるというものです。
完熟したトマトはそうでないトマトに比べて密度が高くなるという性質を利用し、水への浮き沈みで糖度の高いトマトを見分けようとしました。
どのように砂糖水の濃度を調節し、どのような結果が出ると、甘いトマトを見つけられるのか、生徒たちは実験と観察を重ねました。

次に、その結果を英語で説明できるように翻訳をしていきます。
どの生徒も、単語を調べたり、どのような文章構成であれば表現しやすいか等を考えたり、工夫を凝らしていました。

最後は英語での発表です。
英語への自信の有無に関わらず、どの生徒も堂々たる発表を見せていました。

page_top