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2024.07.25

デジタル地球儀SPHEREを使った生徒の講義

「SPHERE」は世界初のデジタル地球儀「触れる地球」を原型に、常に新たなデータやコンテンツがオンラインで更新される「進化する地球儀」です。
人工衛星から送られてくるリアルタイムの雲や台風の発生、世界の都市のライブカメラの画像、数億年前の大陸移動から地球温暖化の未来予測まで、生きた地球の様子を確認できます。
また、気候変動や自然災害、貧困や飢餓、ゴミ問題など、現代の地球のリアルな課題を「見える化」し、国立環境研究所、東京大学、JAXA 、ウェザーニューズなどの機関から提供されたデータをもとに構成された100以上のコンテンツを呼び出して表示することが可能です。

1学期終業式後の放課後、終業式で学外活動報告を行った今年度国際地学オリンピック日本代表メンバーの高校3年のN.Mさんが、この「SPHERE」を用いて、TEA LIBRARYに集った生徒たちを対象に講義を行いました。
テーマは「地球環境の課題を多角的に分析する」です。
地球温暖化をはじめ、地球環境は多くの課題を抱えています。
その課題を表象的な事象のみで分析するのではなく、一見直接結びつかないような事象との関係を考察することによって、複眼的な視野で分析することができます。
Nさんは、「SPHERE」を駆使して情報を呼び出し、ビジュアル的に多角的な分析を生徒たちに示して、講義を行っていました。

本校では、生徒たちの積極的な研究活動の為に、ソフトウェア、ハードウェアの両面で最高の環境を用意し、支援をしていきます。
これからの生徒たちの益々の輝きを期待しています。

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