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2024.07.19

1学期終業式が行われました

本校では、本日1学期の終業式が行われました。

はじめに校歌の斉唱が行われました。
生徒たちの心のこもった歌声が大講堂に響きました。

校歌斉唱後、登壇された宮阪校長先生は、今学期を振り返り、授業に行事に学外活動に、積極的に取り組んだ生徒たちの「挑戦の学校」にふさわしい活躍を称えました。

次に、校長先生は、南太平洋の小国「ツバル」を取り上げられてお話しをされました。
地球温暖化による海面上昇により水没の危機にあるツバルが、国の機能や文化をインターネット上の仮想空間「メタバース」に保存する「デジタル国家」計画を表明したことを知り、その発想に驚きを禁じ得なかったことを語られました。
また、娘の命を救いたいという一心で医療器具の開発に挑んだ町工場経営者の実話を映画化した「ディアファミリー」を取り上げられ、人工心臓の開発の難しさを知れば知るほど、人工ではない自然としての人間の心臓の持つすごさに気付かされたことを述べられました。

「私たちが生きる時代は、国家ごとメタバースに移行させるほどのデジタル技術がある一方で、依然として人知を超える圧倒的な力を持つ自然が存在する。」
一つの答えがない時代を象徴する問いかけを、校長先生は生徒たちに投げかけられました。
生徒たちは、この校長先生の問いを受け止め、深く考えている様子でした。
最後に、これから迎える夏休みを充実した期間にしてもらいたいとエールを送られました。

次に、舞台上では、部活動で受賞した生徒の表彰が行われました。
登壇した生徒は校長先生の「おめでとうございます!」という言葉に、嬉しそうな表情を見せ、賞状を受け取っていました。

続いて、彩羽祭(文化祭)実行委員の任命式が行われました。
校長先生から任命書を渡された実行委員の生徒たちの誇らしい表情が大変印象的でした。
彼女たちのリーダーシップのもと、全生徒が一丸となって困難を乗り越え、素晴らしい文化祭を築き上げることを期待しています。

本日、生徒が制作した彩羽祭公式ホームページがオープンいたしました。
是非、以下のリンクよりご覧いただければと思います。
生徒による彩羽祭公式HPはこちらからご覧ください。

その後、学外交流活動報告が行われました。
この日登壇したのは、先日のNEWS&TOPICSでもその活躍を紹介いたしました高校3年のN.Mさんです。
日本で4名の選抜メンバーに選ばれたNさんは、国際地学オリンピックへの挑戦について語ってくれました。
地学に興味を持ったきっかけからプログラムの説明、これまでの日本国内での予選会の様子や参加によって得られたことに至るまで、自ら作り上げたスライドを駆使してのプレゼンテーションに、後輩たちの目は釘付けになっていました。

最後に登壇した生徒会長の高校2年Nさんは、1学期を振り返り、充実した生徒自治活動の活動報告を行いました。
そして、これから迎える夏休みに際して、「新しいことへの挑戦」の重要性を全校生徒に語りかけました。

明日より生徒たちは約40日間の夏休みを迎えます。
一人一人が目的意識を持ち、勉学に、学外活動に、自治活動に、精一杯取り組んでもらいたいと思います。

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