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2024.06.28
俳句研究会 俳句甲子園での奮戦の様子を紹介いたします
昨日に引き続き、「俳句甲子園 地方大会横浜会場」で奮戦した俳句研究会の生徒たちの様子をレポートいたします。
洗足学園Aチームの初戦の相手は、昨年度全国大会3位の強豪校でした。
Aチームは高校2年生主体のチームです。
昨年の大会からの1年間で培った実力を発揮し、大いに健闘いたしましたが、僅差での惜敗となりました。
自分の句を、また相手チームの句さえも、丁寧に深く鑑賞しようとする態度は、会場の中でも随一でした。
旗の本数では惜しくも及びませんでしたが、彼女たちの俳句に取り組む姿勢の真摯さには胸を打たれるものがありました。
今後の投句審査での全国大会選出を期待します。
Bチームは快挙を成し遂げました。
無敗でリーグを勝ち抜き、見事に全国大会出場の切符を掴み取りました。
Bチームは、昨年度も出場経験を持つ高校2年生と、2ヶ月前に俳句を始めたばかりの高校1年生の混成のチームです。
練習では、高校2年生が高校1年生を丁寧にリードし、高校1年生も気概を持って取り組み、終始和気藹々とした雰囲気の中、楽しげに取り組んでいたのが印象的でした。
Bチームは、8月に愛媛県松山市で開催される全国大会への出場が決まりました。
今後の一層の成長と活躍を期待したいです。
閉会式では、高校2年生のF.Rさんの俳句〈花薊アンネの歳を追ひ越して〉が横浜会場の最優秀句として表彰されました。
また、同じく高校2年生のM.Aさんの〈豆腐屋のお釣りが濡れてゐる長閑〉、A.Nさんの〈仮病つかへよ長閑に名画座へ行かう〉も最優秀句候補として挙げられました。
生徒にとって同好の士と切磋琢磨でき、審査員から丁寧な講評をいただいたことは、得難い経験となったようです。
笑顔の生徒も、悔し涙を流す生徒もいましたが、どちらも真剣に打ち込まねば見られない表情です。
報告に訪れた校長室での話しぶりから、生徒たちにとって忘れがたい、価値のある経験ができた1日となったことが大変良く伝わってきました。