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2024.06.13

中3 キャリア学習 保護者へのインタビューの取り組み

中学・高校の6年間は、自己の学問的な関心を見出すとともに、生涯に渡ってどのように社会に貢献していくか、自己のキャリアを見定めるための大切な時期でもあります。
洗足学園では、生徒の発達段階に応じて様々なキャリア教育に関する取り組みを行っています。
今回は中学3年の取り組みを紹介いたします。

生徒たちにとって、最も近くで日々の生活を支えてくれる応援者は、何と言っても保護者です。
当たり前のように近くにいるからこそ、あまり尋ねる機会のない、保護者の人生の歩みについて、生徒たちがインタビューを行いました。

保護者が専攻した学問について、どうしてそれを選んだのか。
大学の学びと職業につながりはあるか。
なぜ今の職業を選んだのか。やりがいはどんなことか。
中高生のときにやっておけば良かったことは何か。

インタビューして分かったことを教室で共有し合う生徒たちの表情には、これまで知らなかった保護者の一面を垣間見た嬉しさと、誇らしさがにじみ出ていました。
「お父さんが色んな国の人と共に働いているなんて知らなかった、すごいよね」
「お母さんが部下の育成にやりがいを感じているなんて、想像がつかなかった。憧れるなあ」

中学生となり、改めて口にする機会は少なくなった保護者への感謝と尊敬の念は、打ち解けた同級生同士の会話の中では言葉にしやすいようです。

現在は社会の変化もめまぐるしく、生徒たちの前に広がるキャリアの選択肢も無数です。
生徒たちは、自己の人生の指針をどのように定め、道を切り拓いていくかを決めあぐね、迷う日がこれからもきっとあることでしょう。
そんなとき、誰よりも近くで応援してくれる保護者にも、かつては迷いの日々があったことや、それを乗り越えて人生を進んでいることに、生徒たちはきっと何より励まされたことと思います。

洗足学園では、これからも生徒たちが幸福な自己実現に向けて常に歩み続けられるよう、様々な取り組みを実践していきます。

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