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2022.04.11
SKYLIGHT READING ROOMを紹介いたします
図書館は知の宝庫であり、学校の学びの象徴としての空間でもあります。
2022年度、本校では図書館が新たに生まれ変わります。
校舎3階の図書館は「SKYLIGHT READING ROOM」、1階の図書館は「TEA LIBRARY」 と名付けられました。
本日は今月開館した「SKYLIGHT READING ROOM」を紹介いたします。
天井も壁もすべてガラス張りの「SKYLIGHT READING ROOM」は、その名の通り空より柔らかな光が降り注ぎます。
従来の図書館の概念を覆す空間の床には、洗足学園のオリジナルカラーである落ち着いたグリーン色のカーペットが敷きつめられています。
「SKYLIGHT READING ROOM」は5つのエリアに大きく分かれます。
天井に届くほどのドアを通りまず目に入るのは、MacProが5台設置されたPCエリアです。
プロユースにも耐えられる最高の性能を持ったPCを、生徒たちは自由に使うことができます。
PCエリアの奥には書架エリアが広がります。
豊富な図書をいつでも手に取り、光溢れる空間で読むことができます。
貸し出しはセルフで行うことも可能です。
書架エリアを過ぎると広々としたREADINGエリアが広がります。
エリア中央には、世界のグラスアートに影響を与えたスタニスラフ・リベンスキーの作品「Taking-off」(邦名「離陸」)が展示されています。
昼休みには書架で手に取った本を読む生徒の姿が、放課後には光の反射を抑えたブラウンのデスクに教科書や問題集を広げ自習に励む生徒の姿がありました。
「SKYLIGHT READING ROOM」は、授業日は最終下校時間以降21時まで、日曜や祝日などの休業日にも8時から17時まで、高校3年生と卒業生は自由に自習で利用することができます。
入退出にはICカードによるオートロックの認証装置を利用するため、セキュリティーも万全です。
書架エリア、READINGエリアの東側は、ガラスドア越しに5つの個室が並ぶMEETINGエリアとなります。
楕円形のテーブルの周囲には6脚の椅子が配置され、その奥にはインタラクティブデジタルホワイトボードが設置されています。
一見すると大型ディスプレイのように思えるインタラクティブデジタルホワイトボードですが、本体にはWindowsがインストールされており、デジタイザーペンでディスプレイに直接タッチして操作や書き込みが可能です。
その用途や利用方法は無限大です。
生徒たちは早速、元素結合図や世界史の重要事項を書き込んで情報を共有するなど、積極的に活用していました。
5つ目のエリアは、バーチャルエリア、つまり実際の空間ではなく仮想デジタル空間です。
本校では、洗足学園オリジナルのデジタルライブラリーを開設し、生徒たちはネット上でいつでも本を読むことができます。
一人1台配付されたChromebookを「SKYLIGHT READING ROOM」に持ち込み、書架エリアにある専門書と突き合わせて更に探究を進めたり、PCエリアのMacProで実際の作業を行ったり、光溢れる空間で集中して読書にふけることもできます。
リアルとバーチャルが融合する、新たな図書館の在り方を「SKYLIGHT READING ROOM」は体現しています。
生徒たちの柔軟で斬新な思考と「SKYLIGHT READING ROOM」が掛け合わされ、洗足学園の新たな学びが始まります。