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2021.11.12
ハーバードライティングコンテストで中3生がGold Medalを受賞しました
Harvard International Review(以下、HIR)が主催する「Harvard International Review Academic Writing Contest」で、本校中学3年生の前田彩希さんが最高位の賞である「Gold Medal」を受賞しました。
HIRは、世界の指導者や政策立案者、学者の視点から国際問題についての洞察を提供する季刊誌です。
これまで、世界各国の国家元首を含む首脳やノーベル賞受賞者による解説なども特集し、国際的に高い評価を受けています。
このHIRが、全世界の主に高校生を対象に(中学生も応募可)開催したライティングコンテストが、「Harvard International Review Academic Writing Contest」です。
国際問題に関する論文による書類選考の後、審査員への15分のプレゼンテーション及び質疑応答で審査が行われます。
前田さんは、“Taiwan: No Longer Alone in a Globalized World”で、見事「Gold Medal」に輝きました。
何か新しいことを始めるきっかけになると思って今回のコンテストに挑戦した前田さん。
本人が執筆した記事の内容と感想が届いていますので、是非お読みください。
内容:
This article explored geo-political tensions that stepped beyond the veil of diplomacy to take center stage at the recent Tokyo Olympics and how the Games had provided insight into a united East Asia against an increasingly aggressive China intent on reunification. It looked at different angles (historically, economically etc.) to further understand the reasons behind the regional tensions and what the future holds for Taiwan.
(この論文は、これまでの外交の中で陰に隠れていた地政学的な緊張でもある性急に統一を望む中国と対する東アジア諸国という構図が、今夏の東京オリンピックでより浮き彫りになったという点をもとに議論し、その観点に対して歴史的・経済的視点から、この地域的な緊張の理由と台湾の今後について考察を加えたものです。)
感想:
初めて書いた論文ということもあり、最終選考の連絡が来た時はとても驚きました。最終選考はオンラインでのインタビューでしたが、様々なニュースを読むこと、多岐にわたる書物を読むことなど、日常の習慣やオンラインのディベート大会への積極的な参加などの経験が役に立ち、緊張せずに受けることができました。結果、金賞を受賞することができて嬉しく思っています。
Gold Medalに輝いた“Taiwan: No Longer Alone in a Globalized World”の全文は、こちらからお読みください。
「HIR Academic Writing Contest Summer 2021 Medal Winners」(コンテスト受賞者に関する記事)掲載の公式ホームページは、以下のサムネイル画像をクリックしてお読みください。