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Exchange Programs

他流試合

(学外交流活動)

 模擬国連に代表される学外交流活動や研修プログラムへの参加も洗足が積極的に推し進めてきた教育のひとつです。今や300を優に超えるコンクールや学外セミナーの中には生徒自らが探し出し、参加を希望する活動もあり、さらに増えつつあります。これらの機会を通して、プレゼンテーションのトレーニングや世界の同年代との交流による啓発や学びは、視野を広げ、意識を高める上での貴重な機会となっており、参加者に大きな成長をもたらしてくれています。

日経STOCKリーグ

日本経済新聞社が主催し、野村ホールディングスが特別協力をして開催された、第24回2023年度日経STOCKリーグで、本校中学3年生(現高校1年生)のチームが「審査委員特別賞」を受賞しました。

日経STOCKリーグは、中学生・高校生・大学生を対象にした金融・経済学習コンテストです。
経済や株式投資について勉強しながら、生きた経済に触れ、企業を知り、社会を見る目を養っていきます。
本年度は全国342校、2118チーム、8445名が参加をしました。

応募総数1,462レポートの内、中学・高校・大学合わせて入賞した24のレポートの1つに見事選ばれ、栄えある「審査委員特別賞」に輝きました。
チームのテーマは「NFT×BC = ∞」。
暗号資産とブロックチェーン技術に着目したメンバーの生徒たちは、ソフトバンク・アステリアに企業訪問し、インタビューを行いました。
そして、事業の普及に貢献する会社を独自の基準を設けて選定、投資するメリットをレポートにまとめました。
審査委員からは「今後、この技術が、どの程度、社会を変革していくかは未知であるが、とても興味深い視点から分析を行っており、高く評価できる内容である。」との評価をいただきました。

受賞を受け、生徒たちは3月16日に開催された表彰式に参加しました。
式後の懇親会では、審査委員の方から直接受賞理由と活動の評価を聞くことができ、これまでの努力が実を結んだことを実感していました。
また、他校の受賞生徒たちとの交流では、大変良い刺激を受けていました。

日経STOCKリーグにチャレンジし、素晴らしい健闘を見せた生徒たちに、大きな拍手を送りたいと思います。

日経STOCKリーグ1
日経STOCKリーグ2
日経STOCKリーグ3
日経STOCKリーグ4

国際地学オリンピック

今月8日~16日に中国・北京で開催された「国際地学オリンピック」において、日本代表メンバーの高校3年N.Mさんが、個人銀メダルをはじめ、チームでの金メダル、銅メダル獲得の大活躍を見せ、文部科学大臣表彰を受けました。

「国際地学オリンピック」は、高校生を主な対象とした地学の問題を解く能力を競う国際大会です。
地学分野に秀でた生徒の発掘と地学学習の促進、そして地学を通じての国際交流・協力の促進を主な目的として、世界各地で毎年開催されています。
Nさんは、NPO法人地学オリンピック日本委員会が主催する「日本地学オリンピック」において、日本代表メンバー4名に選出され、この「国際地学オリンピック」に出場しました。

8月11日・12日に行われた、筆記式の理論試験および実技試験において、Nさんは個人で見事銀メダルを獲得しました。
また、国際チームで与えられたテーマに対して調べ学習を行い、ポスターにまとめる「ESP(Earth System Project、地球システムプロジェクト)」において、チームで金メダルを受賞。
そして、同じく国際チームで実施する野外調査とその成果のプレゼンテーションである「ITFI(International Team Field Investigation、国際協力野外調査)」もおいて、チームで銅メダルを獲得しました。

この大会に先立つアジア大会においては、韓国・台湾の選手たちと意気投合し、共に研鑽したことを報告に訪れた校長室で、笑顔で語ってくれたNさん。
今回も海外の選手と多くの交流の機会を得たことが、大きな収穫であったと話してくれました。
語学の重要性をこの経験を通じて感じたNさんは、大学進学後は地学以外の分野に挑戦していきたいと意気込みを語ってくれました。

「今日から受験生です」と爽やかに語るNさんの挑戦と活躍は、きっと後輩たちへと受け継がれていくでしょう。 今後も洗足学園は、生徒たちのチャレンジを応援していきます。

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国際地学オリンピック4

世界遺産×SDGsチャレンジ!

NPO法人世界遺産アカデミーが主催し、文部科学省が後援して開催される「世界遺産検定」。
その世界遺産検定の探究型コンテストである「世界遺産×SDGsチャレンジ!」は、人類共通の宝物である世界遺産の学習を通じてそこから発見できる課題やその解決策を「SDGs」と結び付けて考えるコンテストです。

開催部門として、チームで取り組む「プレゼンテーション部門」と個人で挑む「小論文部門」に分かれています。
2023年9月1日(金)~2024年1月24日(水)の期間で開催されたプレゼンテーション部門は、全国から230チームが応募しました。
3つの探究課題から1つを選び、チームで課題解決策を考え、課題解決策となる企画書とプレゼンテーション動画を作成していきます。

当時中学2年生であったK.Sさん、K.Oさん、S.Yさん、N.Wさんの4名は、「身近な世界遺産候補を見つけ、どのように保護・保全すべきかを考えよう」という探究課題において、全国で1組に与えられる最優秀賞に見事選ばれました。
4名とも社会の授業が大好きで、授業で世界遺産検定のことを知ったことがきっかけでチャレンジしてみようと思ったことを、報告に訪れた校長室で語ってくれました。

プレゼンテーション動画作成のための調査の中で、世界遺産に関して楽しく深く知ることができ、新しい学びができたことを生き生きとした表情で語る4名の姿は、まさしく挑戦する心を持ち続ける洗足生を象徴する姿でした。
今後も生徒たちの挑戦を洗足学園は応援していきます。

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世界遺産×SDGsチャレンジ!4

トビタテ!留学JAPAN

独立行政法人日本学生支援機構が募集する「令和6年度官民協働海外留学支援制度」(トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム)に、本校高校1年のI.Rさんが選ばれました。

このプログラムは、海外での「異文化体験」や「自主活動」を伴う留学を推奨することにより多様な経験と自ら考え行動できるような体験の機会を提供するもので、「グローバル人材育成コミュニティ」に参画する企業等からの支援により創設されました。
選ばれた生徒には留学に必要な費用の一部が奨学金等として支給されます。

Iさんは、昨年同支援制度を利用してハラールについての学びを深めるためトルコに留学をした先輩の体験談を、始業式で聴いたことをきっかけにチャレンジを決意したと、報告に訪れた校長室で話してくれました。
研究のテーマは「細胞性食品の普及」です。
中学3年時に執筆した研究論文で「バイオ食品」を取り上げたIさん。
留学先のカナダではトロント大学の3週間のプログラムに参加し、細胞性食品である培養食品を如何に広められるかを研究していきたいと、その決意を力強く語ってくれました。
留学での成果を高校2年で執筆予定の研究論文に生かしたいと、留学後の展望についても話してくれました。

留学を通しての生徒たちの飛躍を心から願っています。

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2023年度 学外交流活動 実施例(抜粋)

2023年度洗足学園中学高等学校 主な学外交流活動

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