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2024.05.31

熱中症講演会を行いました

5月23日(木)、中間考査終了後、熱中症講演会が行われました。
本校では部活動をはじめとした活動を安全に行うため、毎年熱中症に関する講演会を行っています。
昨年度までは7月に行っておりましたが、今夏は猛暑が予想されるとの長期予報を受けて、時期を2か月前倒ししての実施となりました。

熱中症は死につながる危険なものである一方、正しい知識を身につければ防ぐことができるものです。
まず、どのような症状なのか、初期症状も含めてスクリーンに映し出される資料を見ながら学習しました。
また、正しい水分補給をするにはどうしたらよいのかについて理解を深めました。
脱水状態を回復するには、水分補給だけでは不足であり、塩分をとる必要性があります。
加えて、症状が出てしまったときの応急処置についても学びました。

生徒たちはそのメカニズムを理解すると共に、予防に向けた行動を実際に実践できるよう真剣な表情で考えていました。
安全で充実した活動を行うことができるよう、学校として全力で取り組んでいきます。

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2024.05.30

国立競技場で合唱部が国歌を斉唱しました

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5月29日(水)、本校合唱部の生徒29名が、国立競技場で開催されたサッカークラブ親善試合「スペイン レアル・ソシエダ × 東京ヴェルディ」戦に先立つオープニングセレモニーで、国歌の斉唱を行いました。
国立競技場を埋め尽くす4万人を超える観衆の中で、楽器の伴奏を伴わないア・カペラで生徒たちは国歌を歌いあげました。
競技場に響く彼女たちの美しい歌声に、観衆からは大きな拍手が湧きあがりました。

合唱部は、昨年開催された神奈川県合唱連盟主催「第26回かながわヴォーカルアンサンブルコンテスト」での銅賞受賞をはじめ、「NHK全国学校音楽コンクール 神奈川県コンクール」高校部門銅賞受賞など、活躍を続けています。
校内でも、定期的に開催されるアトリウムでの朝のミニコンサートや中学入学式での校歌の斉唱など、活発に活動を行っています。

合唱部の歌声は、ひたむきに続けてきた努力によって築き上げられてきたものです。
厳かな雰囲気の中でも自信を持って国歌を歌いあげた生徒たちに、大きな賞賛を送りたいと思います。
今後の合唱部の益々の活躍に期待いたします。

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2024.05.29

中3 研究論文執筆に向けた第一歩

洗足学園では、中学高校の6年間を通じて探究学習に力を入れています。

探究学習とは、自己の興味関心に基づいて問いを立て、その正解がまだ明らかになっていない問いを追究していく学習のことです。
実社会は教科書よりも複雑に様々な事象が絡み合い、かつ絶えず変化し続けています。
そんな実社会の中に、自己の学問的関心との接点を見出して問いを立て、答えを追究していく力は、VUCA(Volatility:変動性、Uncertainty:不確実性、Complexity:複雑性、Ambiguity:曖昧性)の時代を生き抜いていくために、まさに必要な力だと言えるでしょう。

本校では探究学習の集大成として、中学3年と高校2年で研究論文を執筆します。
今回のNEWS&TOPICSでは、中学3年生の研究論文執筆に向けた最初の取り組みを紹介します。

探究学習の目標と、研究を進めていくための過程について説明を受けた生徒たちは、早速自分の研究テーマを模索するためのグループワークに取り組みました。
まず与えられたのは、過去に生徒たちが行った研究テーマの例です。
グループで面白そうなテーマを選び、そのテーマが日常の中のどのような感動や気づき、違和感から生じたものかを予想します。
日常生活の中には、実は研究テーマの種がたくさん転がっているのだと気づくことができたようです。
その後、生徒たちは自分が日常生活の中で感じたこと、気づいたことを模造紙に書き出し、そこからどのような問いが生まれるかを考えるワークを行いました。
次々に模造紙に貼られていく「!(感動)」と「?(疑問)」の付箋には、日常の些細に思われる事象も心に留めている、生徒たちの鋭敏で豊かな感性がうかがえました。

中学3年において探究学習における研究テーマを選ぶことは、将来にわたって追究していく自己の学問的関心を見出す最初の一歩でもあります。
これから15歳の研究者として研究を進めていく生徒たちの様子を、こちらのNEWS&TOPICSにてレポートして参りますので、お楽しみに。

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2024.05.28

esports研究会が大会で健闘いたしました

2022年4月から活動を開始した洗足学園初の学校公認団体「esports研究会」が、5月4日(土)に開催された「RAGE Shadowverse 2024 Summer 予選大会」に挑戦しました。
「Shadowverse」は対戦型オンライントレーディングカードゲーム(TCG)で、e-sportsの競技となることを念頭に開発されていることから、国内外で多くの大会が開催されています。

今回出場したのは、高校2年生1名と高校1年生3名の4名の生徒たちです。
全員が運動部と兼部をしながら、週に1回土曜日に専門の先生に指導を仰ぎながら、この大会に向けて戦略を考え、練習を重ねてきました。

4名のうち3名は、「Minerva Seminars 教養講座」に当時設置された講座を受講したことがきっかけで「esports」に興味を持ったと、報告に訪れた校長室で語ってくれました。
初めて「esports研究会」として挑戦した2022年大会は1勝に留まった戦績が、今回は複数の勝利を収めることができ、喜びと共に成長を感じることがことができたと話す生徒たち。
また、出場選手のほとんどが大学生や社会人であるこの大会では、世代を超えて選手同士でコミュニケーションをとることができたと、当日の収穫を満面の笑みが浮かべながら話してくれました。

今回の成績に満足することなく、生徒たちはこれから8月の大会に向けて、チーム編成や練習を行っていきます。
この大会の出場経験が、きっと生きるはずです。

今後もesports研究会の生徒たちの頑張りに刮目していきたいと思います。

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2024.05.27

1学期中間考査の返却が行われています

先週のNEWS&TOPICSでは、中間考査後の取り組みである特別授業の様子をレポートしました。
特別授業終了後、初回の授業となるこの日、各教科では中間考査の答案返却が行われています。
中学1年の教室を訪れてみると、返却された答案を真剣に見つめる生徒たちの姿がありました。
生徒たちに返却された答案は、入学してからの2か月間の学びの成果を存分に発揮した結果のようでした。

本校では多くの科目でデジタル採点を採用しており、各設問ごとの正答率や生徒の理解度の傾向を先生方は採点の感触に加えてデータとして把握しています。
授業内容の振り返りと採点後のデータから見えてくる課題点を、的確に先生が解説していきます。
生徒たちは、先生の解説を真剣に聞きながら、答案と模範解答、ノートを机いっぱいに広げて、重要な点を書きとめていきます。

答案返却後は満点答案を目指し、直しノートを作成していきます。
今回の考査を次に生かしていくために、直しノートの作成を通して、PDCAサイクルを構築し、実践していきます。
中間考査で見つけた課題点を分析し、解き直しや類題の演習を行って、期末考査に向けて弱点を克服していきます。
わからないことをそのままにせず、わかるようにしてから先に進むことが洗足流の勉強方法です。

学びの結果を受けとめ、次につなげようとする姿はとても素晴らしく、これからも彼女たちが大きな成長を遂げることを想起させる姿でした。

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2024.05.24

高1 松澤香氏の講演が行われました

高校1年のキャリアプログラムの一貫として、松澤香氏による講演「自分の想像を超えるキャリア迷子のススメ〜女性の活躍って何のため?ロールモデルって必要かしら?」が実施されました。

松澤先生は、弁護士・OnBoard代表取締役CEO・渋谷区副区長など、多方面でご活躍されています。
慶應義塾大学在学中に司法試験に合格、ハーバード大学ロースクール修了、東日本大震災に際して発生した原発事故では国会事故調査委員として活躍し、衆院選に出馬、さらには会社を立ち上げ日本の企業での女性役員の増加に取り組み、渋谷区にて副区長を務めるなど、歴々たるキャリアを歩んでこられました。
しかし、講演では「実は計画的なキャリア形成の結果ではない」「日々悩んでいるし、今も悩んでいる」など、本音で生徒たちに言葉を投げかけられていました。
キャリアを考えるということは、悩むことや模索することと切っても切り離せないものであるという松澤先生のメッセージが、生徒たちの心に響いていました。

「キャリアを描く」ことは長期的展望のもと自分の人生をコントロールするという印象を抱きがちですが、その時々で自分が最も成長・充足し得る世界へ飛び込んでいくという「キャリア迷子」という生き方に、生徒たちは皆、前のめりになって耳を傾けていました。
講演の内容も、法曹としてのキャリアの形成や、女性としてキャリアを形成することのハードルの高さ、留学について、そして恋愛や結婚、子育てなどのプライベートとキャリアの両立など多岐に渡り、社会の第一線で活躍されている方から話を聞ける大変貴重な機会となりました。
その後の質疑応答も活発に行われ、生徒たちの興味関心の高さが伺える充実した講演会となりました。

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2024.05.23

中1・中2 特別授業を行っています

本校では、昨年度から導入した「特別授業」を本年度も継続して実施していきます。
中間考査の振り返りを、考査終了後すぐに特別授業のカリキュラムを組み、学年ごとに全クラスで行っていきます。

昨日までで中間考査を終了した中学1年・2年は本日と明日の2日間、本日考査が終了する中学3年以上の学年は明日、特別授業が行われます。
定期考査は、「準備期間」「考査期間中」「終了後」のそれぞれのタームに、学力を伸ばすチャンスがあります。
そのチャンスを逃すことなく掴み、生徒たちが自身で努力していけるようにサポートを行っていくことが重要です。

本日は、中学1年は午前「数学」・午後「英語」、中学2年は1日かけて「数学」の特別授業が実施されました。
満点答案を目指し、生徒たちは様々な取り組みを行っていきます。

教室では、ヒントをもとに自らが間違えた考査の問題の解き直しを行い満点答案を作成し、更には考査の問題の類題に取り組んでいる中2生たちの姿がありました。
一方、講堂では中学1年生たちが集い、先生からの解説を受けていました。
中1生は、スクリーンに映し出される解法へのプロセスと先生の言葉を懸命にノートに書き込んでいました。

疑問点は即座に解消できるようにすることが大切です。
書道室や美術室では、生徒たちが卒業生や先生に積極的に質問を行っていました。

明日は、中学1年は引き続き午前「数学」午後「英語」、中学2年は「英語」の特別授業に臨みます。
また、来週月曜日からは英数以外の教科の答案返却が各教科の授業内で行われ、先生の解説のもと生徒たちは満点答案を目指していきます。

本校では生徒たちが自らの力で学んでいけるよう、常に最新の教育を実践しています。

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2024.05.22

6月・7月学校説明会開催のお知らせ

本校では、一般入試志望者対象学校説明会を7月6日(土)に、帰国入試志望者対象学校説明会を6月19日(水)に開催いたします。

説明会では、校長による挨拶・学校説明、担当者による教育説明、入試説明に加えて、卒業生を招いてのインタビューも行う予定です。
また、説明会終了後にご希望の方を対象とした校舎見学も実施いたします。(帰国説明会では帰国生英語授業の見学も実施いたします。)
ご予約はmiraicompassよりお申込みいただけます。
 

一般入試志望者対象学校説明会

開催日
2024年7月6日(土)

開催時間
1回目 説明会: 9:00~ 9:45 校舎見学: 9:45~10:30
2回目 説明会:11:10~11:55 校舎見学:11:55~12:40
3回目 説明会:13:20~14:05 校舎見学:14:05~14:50
4回目 説明会:15:30~16:15 校舎見学:16:15~17:00
※1回目から4回目までの説明会の内容はすべて同じ内容となります。

定員   各回400組800名
集合場所:洗足学園中学高等学校 大講堂
参加対象:本校の一般入試受験をお考えの受験生・保護者

説明会内容
・学校長ご挨拶・教育説明
・洗足学園の学力育成について
・卒業生インタビュー
・2025年度一般入試について
※ご希望の方は校舎見学のご案内をいたします。
 

帰国入試志望者対象学校説明会

開催日
2024年6月19日(水)

開催時間
説明会: 10:00~11:15 授業・校舎見学:11:15~12:00

定員   300組900名
集合場所:洗足学園中学高等学校 大講堂
参加対象:本校の帰国生入試受験をお考えの受験生・保護者

説明会内容
・学校長ご挨拶・教育説明
・洗足学園の帰国生教育について
・卒業生スピーチ
・2025年度帰国生入試について
※ご希望の方は授業見学・校舎見学のご案内をいたします。
 
 
ご予約にあたって:
・より多くの受験生・保護者がご参加いただけるよう、当日の参加可能人数を一般説明会は1家庭最大2名、帰国説明会は1家庭最大3名とさせていただきます
・ご予約は1家庭1回のみとなります。複数回のご予約は承れません。(一般説明会と帰国説明会の重複予約は可能です)
・予約の変更はマイページより行ってください。
・参加日、参加回の変更は、予約状況によっては行うことができないこともございます。
・キャンセルをする場合は、miraicompassで手続きをお願いします。
 
 

学校説明会の申し込み方法

予約受付開始
2024年6月1日(土)AM9:00

予約受付終了
一般説明会 2024年7月 6日(土)AM8:30
帰国説明会 2024年6月19日(水)AM8:30
※先着順のため、残席がなくなった時点で予約を終了いたします。

お申込みに関して
1. miraicompassよりお申込みいただけます。こちらのページの最下段の「お申し込みはこちら」ボタンより専用サイトに接続してください。
2.受付完了後、学校説明会参加通知メールが届きます。当日はプリントアウトしたもの、もしくは携帯電話の画面を係の者にお見せください。
3.キャンセル待ちは承りません。

予約の変更に関して
・予約の変更はマイページより行ってください。
・参加日、参加回の変更は、予約状況によっては行うことができないこともございます。

キャンセルに関して
・キャンセルはmiraicompassで手続きをお願いします。

当日に関するご注意
・集合時間までに、中学高校校舎2階大講堂にお越しください。
・個別相談会はございません。校舎見学の際に担当者にご質問ください。

個人情報について
・お申し込み時にご入力いただいた個人情報につきましては、学校説明会への参加目的に限り使用いたしま

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2024.05.21

授業見学会追加募集のご案内

5月8日に予約受付を開始いたしました「6月授業見学会」は申込者多数の為、現在満席となっております。
そこで、受入人数を増やし追加の予約を承ることといたしました。

各回25組、1日合計50組、3日間で150組の枠を追加で設け、5月22日(水)午前9時より受付を開始いたします。
以下の詳細をご覧いただき申し込みいただければと思います。
(ご予約はmiraicompassよりお申込みいただけます。)
こちらのページの最下段の「お申し込みはこちら」ボタンより専用サイトに接続してください。

本校の授業を見学いただき、洗足学園の教育をご理解いただければと思います。

開催日
2024年
6月1日(土)、15日(土)、22日(土)

開催時間 各日共通
1回目: 9:45~10:45 追加25組(追加分を含む合計225組)
2回目:11:00~12:00 追加25組(追加分を含む合計225組)

見学会内容
各教室や特別教室で実施されている授業を自由にご見学いただきます。
校舎内の施設・設備なども自由にご見学いただけます。

ご予約にあたって
・当日のご参加は1家庭5名までとさせていただきます。
・ご予約は1家庭1回のみとなります。複数回のご予約は承れません。

皆様のお申し込みをお待ちしております。

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2024.05.20

1学期中間考査が始まりました

本日より、中学1年から高校3年までの全学年で、1学期の中間考査が始まりました。

4月は体育祭という大きな学校行事に取り組み、学業と行事を両立しながら、生徒たちは充実した学校生活を送ることができました。
ゴールデンウィーク明けは集中して授業に取り組み、その成果を中間考査で発揮するべく、家庭での学習にも励んできました。

教室では、試験を受けている生徒たちの懸命な姿がありました。
目標に向かって努力する姿勢は、今後の人生を歩んでいく上で大切な要素となるはずです。
一人一人が自分自身の目標を定めて努力してきたことが、試験に真剣に取り組む生徒たちの姿勢から伝わってきました。

中学1年生にとっては、この考査が洗足学園に入学して初めての定期考査になります。
試験科目は、幾何、代数、国語A(現代文読解、表現)、国語B(文法、言語、演習)、英語A(読解)、英語B(表現・文法)、理科、社会の5教科8科目です。
4月から学んできたことを遺憾なく発揮してもらいたいと思います。

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2024.05.17

トビタテ!留学JAPANに本校生徒が選ばれました

独立行政法人日本学生支援機構が募集する「令和6年度官民協働海外留学支援制度」(トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム)に、本校高校1年のI.Rさんが選ばれました。

このプログラムは、海外での「異文化体験」や「自主活動」を伴う留学を推奨することにより多様な経験と自ら考え行動できるような体験の機会を提供するもので、「グローバル人材育成コミュニティ」に参画する企業等からの支援により創設されました。
選ばれた生徒には留学に必要な費用の一部が奨学金等として支給されます。

Iさんは、昨年同支援制度を利用してハラールについての学びを深めるためトルコに留学をした先輩の体験談を、始業式で聴いたことをきっかけにチャレンジを決意したと、報告に訪れた校長室で話してくれました。
研究のテーマは「細胞性食品の普及」です。
中学3年時に執筆した研究論文で「バイオ食品」を取り上げたIさん。
留学先のカナダではトロント大学の3週間のプログラムに参加し、細胞性食品である培養食品を如何に広められるかを研究していきたいと、その決意を力強く語ってくれました。
留学での成果を高校2年で執筆予定の研究論文に生かしたいと、留学後の展望についても話してくれました。

留学を通しての生徒たちの飛躍を心から願っています。

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2024.05.16

中2 哲学対話を通じた「奉仕」への取り組み

洗足学園の建学の精神のひとつに「奉仕」があります。
昨日は中学1年の「哲学対話」への取り組みを紹介いたしましたが、本日は中学2年において「哲学対話」を手法として用い、この「奉仕」について理解を深める取り組みをレポートいたします。

「奉仕」として生徒がすぐに思い浮かべることのできるイメージのひとつに「ボランティア」があります。
その言葉自体は広く社会に知られていますが、我々人間にとって「ボランティア」、ひいては「奉仕」とはどのような意味や価値を持つものなのか、生徒たちに投げかけたのがこの授業です。

HR計画委員を中心に、テーマとして取り上げたのは次の2つです。
1 未来のボランティアはどうなっているのか
2 ボランティアに恩返しは必要か

「AIが台頭していくにつれ、ボランティアで行われるような活動は機械が担うようになるのではないか」「恩返しというほどでなくても、見返りを求めたい気持ちになってしまう」など、生徒たちは率直な意見を交わし合っていました。

哲学対話では結論を出すことを目的とするのではなく、様々な視点から物事を考える力を育て、モヤモヤした気持ちを抱えたまま生涯に渡って考え続けていく姿勢を育むことを目的としています。

中学2年では、この「哲学対話」をキックオフとして位置づけ、1年間「奉仕」の精神と向かい合っていきます。
彩羽祭(文化祭)において展示発表という形で、途中成果を報告することが、生徒たちの最初の課題となります。
NEWS&TOPICSでは、今後も生徒たちの取り組みをレポートしていきます。

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2024.05.15

中1 はじめての哲学対話への取り組み

本校では、現代社会の中で生きていく力を育むため、「答えのない問い」について考える「哲学プログラム」を実施しており、その一環として「哲学対話」を実践しています。
その取り組みは、中学1年からスタートいたします。
今回のNEWS&TOPICSでは、先月行われた中学1年での授業の様子をお伝えいたします。

洗足入学後、初めて「哲学対話」を体験する中1生は、映画「ちいさな哲学者たち」を題材として「対話」とは何かを知り、「哲学対話」における以下の約束事を学んでいきました。

・話したい人は挙手をして、「ぬいぐるみ」を手にする(次に挙手した人に渡す)
・話す人は「ぬいぐるみ」を手にしている人だけ
・テーマに即していれば、何を発言してもよい
・他者の発言に対して、否定的な言動をとらない
・発言せず、ただ聴いているだけでもよい
・お互いに問いかけるようにする
・「知識」ではなく、自分の「経験」に即して話す
・内容がまとまっていなくてもよい
・意見が変わってもよい
・話をまとめない、結論を出さない

また、学年の教員による「哲学対話」デモンストレーションを行い、生徒たちにその魅力を発見してもらいました。

導入を経て、いよいよ実践です。
今回のテーマは「幸せ」です。
「哲学対話」は、結論を出すのではなく、人それぞれの多様な価値観を知ること、多角的な視野から物事を考えること、他者とコミュニケーションをとることの大切さを知るものでもあります。
中1生たちは、知り合って間もないクラスメイトの新たな一面に触れることができました。
また、これから授業内外で投げかけられる「答えのない問い」について考え、自身の考えを他者と交し合うという、「哲学対話」の入り口に立つことができました。

生徒たちの6年間の成長が今から楽しみです。

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2024.05.14

5月最初のパイプオルガンコンサートが開催されました

隔週月曜日に開催される「TEA LIBRARY」でのお昼のパイプオルガンコンサート。
5月最初のコンサートが、5月13日(月)に開催されました。

この日は以下の3曲が演奏されました。
1 E.エルガー「愛の挨拶」
2 Z.ガールドニ「モーツァルト・チェンジズ」
3 D.ベダール「『猫の組曲』より『To-cat-ta』」

演奏は、パイプオルガン奏者の石川優歌さんです。
パイプオルガンの幻想的な響きに、TEA LIBRARYに集った生徒たちは魅了されていました。
お友達と話しながらや図書を手に取りながらなど、各々が自分たちなりのスタイルで演奏に耳を傾けていました。
TEA LIBRARYならではのコンサートの楽しみ方です。

お昼の寛ぎのひと時を経て、生徒たちは午後の授業に臨みます。
音楽に満ち溢れる環境も洗足学園ならではです。
最高の環境で学園生活を送ることができるよう、洗足学園では今後も様々な取り組みを行って参ります。

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2024.05.13

2024年度Minerva Seminars 教養講座・外国語講座がスタートしました

「総合的な学習の時間での講演」、「教養講座」、「外国語講座」を統合し、本校校舎2階に設置された女神ミネルヴァ像の名前を冠して実施される「Minerva Seminars」。
2024年度1学期の「Minerva Seminars 教養講座」と「Minerva Seminars 外国語講座」が5月11日(土)よりスタートしました。

この日行われた「Minerva Seminars 教養講座」は、以下の講座です。
・WEBアプリ開発実践講座 〜LINEボットを作ってみよう〜
・初心者のための自作 PC 講座
・経済と金融
・情報リテラシー ~教科書には書いていない今を学ぼう~
・パイプオルガンを弾いてみよう
・Expressive Dance

また、翌週以降、順次以下の講座が開講されます。
・宇宙論100年
・ビジネスの仕組みを学ぼう~会計の考え方で社会を見る~
・ 19世紀・20世紀 日本の思想を読む
・国際基準マナー
・日本舞踊の世界

どの講座もその分野のエキスパートの先生が担当され、生徒たちの好奇心を刺激し、楽しみながら学びを深められる内容になっています。
教室での講座は、講師の先生と生徒が双方向でコミュニケーションを取りながら、行われていました。

「Minerva Seminars 外国語講座」では、語学の基礎から文化の習得まで幅広い学習が行われていました。
中国語講座では中国語特有の発声方法を学び、中国語の発音の練習を行っていました。
6月1日から開講されるフランス語講座では、フランス語の発音を学ぶと同時に、フランス文化の学習を行っていきます。

本校では「Minerva Seminars」を通じて、魅力的で幅広い学びを提供していきます。
そして、講座を通して社会をより身近に感じられるよう生徒たちをサポートしていきます。

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2024.05.10

4月に飾られたアトリウム展示作品を紹介いたします

洗足学園では、感性を伸ばすことは学校教育における重要な要素であると考えています。
校内にはミネルヴァ像をはじめとした一流の芸術作品が置かれています。

恵まれた環境の中で生徒たちは音楽と共に美術や書道といった芸術の授業にも励み、素晴らしい作品を制作しています。
正面玄関を入りすぐの吹き抜けスペースであるアトリウムには、美術や書道の授業で生徒たちが制作した作品が定期的に展示されます。
その作品はいずれも力作ぞろいです。

生徒たちは楽しんで取り組み、芸術の素晴らしさを体感するとともに、自らの創造力と感性を伸ばしています。
作品の一つ一つからは、制作した生徒たちの作品にかける思いが伝わってきます。
そして、見る者に新鮮な感動を与えてくれます。

先月は、昨年度高校1年で選択芸術の授業に美術を選択した生徒たちが描いた「油彩模写」と中学2年生が制作した「ポスター」が展示されました。
「油彩模写」では世界の名画を模写することで、構図や油絵での表現技法を学び、実践しました。
その表現力と技術力の高さには、目を見張るものがありました。
「ポスター」では、部活動を中心に、自分がいま強く興味を持っている事柄をテーマにして制作しました。
カラフルな色合い、特徴あるデザインなど、生徒たちの工夫がきらりと光る作品ばかりでした。

WEB上ではありますが、どうぞ生徒たちの力作をご覧ください。

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2024.05.09

6月授業見学会の予約受付を開始しました

5月8日(水)午前9時より、6月に開催される「授業見学会」の予約を開始いたしました

ご予約はmiraicompassよりお申込みいただけます。
こちらのページの最下段の「お申し込みはこちら」ボタンより専用サイトに接続してください。

本校の授業を見学いただき、洗足学園の教育をご理解いただければと思います。

開催日
2024年
6月1日(土)、15日(土)、22日(土)

開催時間 各日共通
1回目: 9:45~10:45 定員200組
2回目:11:00~12:00 定員200組

見学会内容
各教室や特別教室で実施されている授業を自由にご見学いただきます。
校舎内の施設・設備なども自由にご見学いただけます。

ご予約にあたって
・当日のご参加は1家庭5名までとさせていただきます。
・ご予約は1家庭1回のみとなります。複数回のご予約は承れません。

皆様のお申し込みをお待ちしております。

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2024.05.08

紫陽祭(中学合唱コンクール)に向けた取り組み

昨日の彩羽祭実行委員たちの取り組みのレポートに引き続き、本日のNEWS&TOPICSは、紫陽祭実行委員の生徒たちの取り組みについて特集して参ります。

6月8日(土)に中学生のみで行われる合唱コンクールの「紫陽祭」。
その紫陽祭実行委員長と副委員長が校長室を訪れ、宮阪校長先生に準備の進捗状況を報告しました。

「紫陽祭」は洗足学園の学校行事の中で、中学生のみで運営を行う唯一の行事です。
いつも生徒たちを力強く導いてくれる存在の頼れる高校生はいません。
そんな中、中学3年の実行委員長を中心に実行委員たちを指揮して、行事の運営を行っていかなければなりません。
壁にあたり、試行錯誤を繰り返す大変さはありますが、自由に自分たちの思いを具現化する楽しみがあります。

今年の紫陽祭のテーマは「贈りもの」
「洗足学園創立100周年にあたり、これまで自分たちがお世話になった全ての人たちに、感謝の気持ちを歌に込めて贈りたいと思いこのテーマとしました。」と実行委員長はその意味を語ってくれました。
中学1年の課題曲は「校歌」としました。
中学1年生たちには、校歌の合唱を通して、創立者の前田若尾先生の志を受け継いでいってもらいたいと、その選定理由を明かしてくれました。

今から、6月の紫陽祭での中学生たちの歌声が楽しみです。

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2024.05.07

彩羽祭実行委員たちの取り組み

本校では生徒自治活動の重要な柱として彩羽祭(文化祭)を位置づけ、テーマの選定から催しの企画・立案、実行委員会の組織づくり、当日の運営に至るまで全てを生徒たちが取り仕切り、実行します。
洗足学園創立100周年を迎える今年は、昨年・一昨年より前進した新たな彩羽祭開催に向け、全ての内容を見直し、再構築するため、実行委員を中心に着々と準備を進めています。

本日はその彩羽祭を導いていく実行委員長をはじめ実行委員会の部門長たちが、校長室へ進捗状況を報告した様子を紹介いたします。
本年度の彩羽祭のテーマは「百様玲瓏」(ひゃくようれいろう)です。
百様玲瓏について「生徒一人ひとりがそれぞれ様々な輝きを放ってもらいたい。その一人ひとりの異なる個性あふれる力を引き出せるようこのテーマを決めました。」と実行委員長が力強く語ってくれました。
また、「百」は洗足学園創立100周年を意味しており、これからの100年の幕開けにしたいとも話してくれました。

彩羽祭実行委員会には、「広報」「展示」「公演」「飲食」「装飾」の5部門があります。
その部門のリーダーを務める部門長から、彩羽祭に向けた各企画の説明がありました。
各部門は、100周年を迎えるにふさわしい工夫を凝らした企画をそれぞれが準備しているとのこと。
その企画は、広報部門が担当し7月に公開を予定している「彩羽祭特設ホームページ」で、順次公開していきます。

実行委員たちは今だからこそできることを多く見い出し、これまでの彩羽祭にはなかった企画や工夫を数多く盛り込み、進化した彩羽祭を生み出そうとしています。
自治活動を通して、自らの頭で考え、大きな行事の成功に向け生徒全員を導いていくという大変な状況があっても、それを乗り越える精神力と知恵の生かし方を学んでいます。

彩羽祭への懸命な取り組みが、きっと将来の生徒たちの人生の糧になるはずです。

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2024.04.26

合唱部が朝のミニコンサートを行いました

4月24日(水)朝の通学時間、校舎2階の吹き抜けスペースのアトリウムに、合唱部の美しい歌声が響き渡りました。
合唱部による朝のミニコンサートが今春も開催されました。

部員たちはアトリウムのスロープに立ち、時に身振りを交えながら3曲を披露しました。
披露された曲目は以下の通りです。
「Chessboard / Official髭男dism」
「Gifts / Superfly」
「ECHO / Little Glee Monster」

歌声に心を込めた合唱部の生徒たちの爽やかな笑顔が大変印象的でした。
アトリウムで足を止め歌声に聴き入る生徒も多く、皆幸せな気分に浸っている様子でした。
合唱部の生徒たちの気持ちのこもった歌声が、聴く者すべての心に感動と共に届きました。

音楽に溢れる環境も本校の特徴の一つです。
活力に満ちた1日が素晴らしい歌声とともに始まったこの日となりました。

NEWS&TOPICSは、4月29日より5月6日までゴールデンウィークのお休みをいただきます。
次回の更新は、5月7日(火)を予定しております。
どうぞお楽しみに。

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